お茶と日常・お気に入り

転勤族の妻です。どこに引越しても出来る趣味のことと、日常で得た経験値のことを語ります。

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切迫早産で入院。27週3日 入院初日~27週6日 入院4日目まで

切迫早産 入院 転勤族の妻 不安 体験記録

切迫早産で入院した時の体験

私は子供が一人います。
妊娠が判明したのは2014年のことです。
切迫早産と診断されるまで、人生で入院を経験したことがなく過ごしてきて、当時は心底びっくりがっくり、気持ちが深く沈み込んでいたのを覚えています。

「無事に子供が生まれてきてくれるのか」
食事やお手洗いといった最低限の動き以外は、24時間ずっとベッドで安静という制限がかかった中での入院生活を過ごすことになりました。

当時、ネット上で同じような妊婦さんの体験を読むことで自分自身を勇気づけて、頑張って耐えていました。

今回新しくサイトを作るにあたり、その時の自身の体験記も再掲することにしました。
もしかしたら、私と同じような転勤族妻で見知らぬ土地で不安に過ごしている妊婦さんがいるかもしれない。
昔の話ではありますが、いつの時でも不安な気持ちで過ごす妊婦は同じのはず。

大丈夫です。
私は結果的に無事に出産出来ました。
その時の子供は、現在元気すぎる小学生男子になりました。

だから、きっと大丈夫。入院生活を頑張ってください。
そういう気持ちを込めて記録を残しています。


 

 

27週3日 切迫早産入院1日目

今までの検診は順調に来ていたので、

まさかこんなことになるとは思いませんでした。

 

いつものように夫と診察室に入り、腹部エコー、問診

次の診察予約日を決めて、終わろうとしてたんですが。

 

お腹の張りの回数が多いみたいだから、一応内診しておこうということに。

 

子宮頸管26mm

即入院決定になりました。

 

入院?は?私が?

信じられなくて、動揺して、涙がこみあげました。

そんなに危ない状況だったの?私?


気軽に診察に来ただけの状態からそのまま入院だったので、夫に一旦帰宅してもらい、

職場一旦出勤してから夕方に着替えを持ってきてもらうことに。

いやもう、まさか。
このまま家に帰れないことになるなんて、思いもしなかったな。

 

ゴールデンウイーク直前のことでした。

 

27週4日 切迫早産入院2日目

ゴールデンウイーク突入。

特別な予定を立てていたわけではなかったけど、

ショッピングモールで赤ちゃん関係の物を買ったり

スシローで夫が好きなダブルほたて握りを食べるとか

ちょっとしたお楽しみの予定は流れてしまった。

 

夫は

「ゴールデンウイークに入る前に入院でよかったじゃない。

でなかったら、出先で危なかったかもよ」と。

 

夫、せっかくの休みがこんなことになって申し訳ない。

連休まるまると私のことと、家のことにかかりきりになっちゃう。

 

さて、私のほうはというと。

昨日から点滴24時間生活。

トイレとシャワー以外は寝たきり安静。

起き上がり禁止。看護師さんにめっちゃ怒られます。

 

点滴の副作用として、

動悸、ほてり、震え等があって、

しばらくしたら慣れます、とのこと。

 

夜中、体が熱くて一睡も出来ず。

汗だく。着替えたい。

昨日はシャワー無しだったし、さっぱりしたいな。

 

お腹の張りは、ほとんどなかった。

この点滴がよく効いているんだろうんな。

胎児も元気そう。心音は力強い。安心する。

 

 

ただ、この点滴が入った部分が、激痛。

初日は問題なかったのに、翌日から痛みが。

血管には綺麗に入っているとのことなのですが、

指先までジンジンと痛い。

異物とみなして、反応しているのだろうか。

点滴の不自由は我慢できても、こののたうちまわるほどの痛みはつらい。

 

まだ入れたばかりだし、最長1週間までOKなはずの点滴針。

明日まで我慢してみよう。

でも痛い。



27週5日 切迫早産入院3日目

病院の食事が、微妙な味付けです。

 

特別な食事を期待などしているわけではないけど

いんげんのゆかり和えとか、なんか・・・調味料の組み合わせがおいしくない。

 

いっそ、ただの茹で野菜にマヨネーズとかでいいです。

 

ちなみに現在、貧血妊婦用の食事を出されています。
そうか。
私は貧血なんだね。自覚ありませんでした。

 

昨夜は少し眠れたけど、点滴部分は痛い。

シャワーを浴びる前に点滴を外して、刺し直してもらうことにしました。

血管、硬く腫れ上がってしまって痛いです。

液が漏れたわけではないけど、合わなかったのかな。

 

 

連休中は夫が毎日面会に来てくれてます。

午前中に家のことをして、午後から夕方まで病院で一緒。

ちょうど連休中でよかったのかもしれない。

寂しさに負けていたかもしれない。

いや、今もそれでも十分寂しいです。

 

夫に入院アイテムを持って来てもらったんです。

着替えとかウォークマンとか本とか。

それにしても

そろそろお産の入院準備品を揃えようと、

パジャマを複数枚買って、それを洗って干して、乾いた翌日に入院なんて。

 

タイミングが良すぎるよね、と夫と話しました。

虫の知らせ?

 

 

私の実家からメロンが送ってきたり、ふるさと納税の鰻やホタテが送ってきたり

大変タイミングが悪い物もあったんですが。

夫がおいしく一人で食べてくれるでしょう。

 

鰻、メロン、食べたかったな。



27週6日 切迫早産入院4日目

だんだん病院生活の現実に慣れてきた気がします。

 

それでも、ふとした時に襲う不安と恐怖はあって。

これからどうなるんだろう。

もし、37週より早く生まれてしまったらどうしようとか

夫に家事丸投げ状態で申し訳ないとか

夫の食生活の心配とか

 

 

でっかい不安にさせられたことが、頭をよぎる。

 

入院決定した医師の言葉

「もしこれ以上悪くなることがあれば、うちでは診られないから転院ですよ」と。

ここは総合病院だけど、早産に対応出来る設備がないため

山を越えた遠くの周産期医療がある病院になるとのこと。

 

今は自宅から徒歩の総合病院。

この環境だから夫もまめにお見舞いに来ることが出来ている。

これ以上見知らぬ場所に転院なんて、つらい。

 

心が弱っているところに、言葉が打撃。

考えるとまたお腹が張ってくるのです。

どれだけ精神が弱いのかと。

 

 

点滴の挿し替えをしてもらったのに、

また痛い。

なかなか眠れず。

 

「血管は動くので、刺激で痛みがある場合もあるかもなんですよね」

そうですか。少し様子を見てみます。

もしまた血管が腫れそうだったら場所を替えてもらおうか。

 

毎日胎児の心音とお腹の張りチェック。

NSTでは、元気そうな心音が聞けます。

入院して唯一よかったと思う点かも。

異常があれば、すぐに対応してもらえる環境ということだと

ちょっと前向きに考えてみる。