お茶と日常・お気に入り

転勤族の妻です。どこに引越しても出来る趣味のことと、日常で得た経験値のことを語ります。

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切迫早産で入院。28週3日 入院8日目~28週6日 入院11日目

切迫早産 入院 転勤族の妻 不安 体験記録

切迫早産で入院した時の体験


前回の切迫早産の入院記録

 

thinking.tea-fx.com



このページの記事を読み返して思ったこと。

「入院中は食べることが楽しみだった」
そして「病院の献立が口に合わないことが多かった」と。

水分補給や鉄分補給のためなのか、入院中は10時と15時にお茶時間を設けてありました。
スティックの粉末ラテとかハーブティーのティーバッグとか。
ちょっとした楽しみでした。


それと「4人部屋から個室に移動」したこと。
私は一人になれる時間や空間がないとダメなタイプです。
家族以外の他の人とずっと一緒だとそれは大きなストレスになるのです。

切迫早産って、ストレス大敵ですし・・・。

入院して割と早い段階で個室に移りました。
当時入院していたのが地方の田舎の総合病院だったのでこれが可能だったと思います。
都会の個室代だったら無理だっただろうな。


これを読んでくださってる入院妊婦さんへ。

辛くて泣きたい時もあると思います。
お腹にいる赤ちゃんのことを振り返って、耐えてください。
点滴の針は痛いけど、いつか必ずゴールは来ますから。

 

28週3日 切迫早産入院8日目

食事について。

個人病院ではなく総合病院だし、なにも豪華なものを期待などしてませんが

 

肉食がつらい、かも。

 

イメージは和食の粗食だったけど、この病院は肉率が高くて胃もたれしそう。

あと、私の献立は「貧血妊婦用」で組んであるけど

ご飯の量が多くて毎回残す。茶碗2杯分くらいあるんだもの。

毎回写真を撮って、夫に見せているのですが

「これ、多くない?自分が食べる量以上のご飯量やん」

もしかして、うちが少食なんですかね。患者さんたち、みんなこれだけ食べてるんだろうか。

 

これに10時と15時のおやつが出ます。

プチシュー5個とか、クッキーとか、カルシウム入りせんべいとか。

これで栄養素を補っている?

 

 

先日の連休中、昼食に「豚の黒胡椒丼」が出た時は

思わず夫に写メ報告。涙目。

「残しなー。後で何か持って行くから」と、言われて

実家からのメロンと、プチうなぎ丼を作って来てくれて、美味しくいただきました。

 

この食事の肉率の高さは、貧血用なのか?

いやいや、ひじきとか、小松菜とか、他にも食材はあると思うの。

自分が作る食事が恋しいです。

 

 

主治医が午後から来てくれて

「もしお腹の張りが落ち着いてるようなら、点滴量をまた下げましょう」

と、ピピッと数値を変更。

 

「あまり考えすぎないようにね。そういう不安がお腹に来ちゃう影響が大きいから

何にも気にせずにね、ボーッと外を見たり、本を読んだり、リラックスですよ」と。

夫からも同じことを言われました。

ネットで切迫早産の事は調べずに、のんびり過ごしなさい、と。

 

高齢妊婦の不安が大きな日々を送っていて、今まで考えすぎていたのかな。

それが切迫早産に繋がってしまったのかもしれない。

胎児には悪いことをしたな。



28週4日 切迫早産入院9日目

点滴の交換が深夜になる残量だったため、

1時間おきくらいに看護師さんがチェックに来てくれて、眠れず。

その度に扉をバンと閉める音がするんだもん。

 

結局、23時半くらいに交換。

これで眠れる。

 

と、思ったら今度は夜中の2時半、点滴のアラーム音で目がさめる。

寝ぼけながらナースコール。

原因は、寝返りで点滴の管が私の下敷きになっていて、液が止まったためらしい。

「体の下敷きになっても大丈夫ですよ」

と、初日に教えてくれた新人助産師さんの顔が浮かぶ。

まあ、仕方ない。

 

 

点滴量は薄くなり、落ちる量が増えたよう。

朝、主治医が現れる。

「問題ないみたいですね」

この調子で週明けにまた点滴の量を徐々に減らしていきましょうと。

順調にいけば、点滴から解放されて投薬治療。

もうね、点滴の痛みだけはしんどいです。

回復が待ち遠しい。

 

NST

胎児の心拍異常なし

お腹の張りも、問題になりそうなほどでもないらしい。

 

 

自分自身の不自由よりも胎児が無事に育つことが最重要。

「安静に」というのがどういう過ごし方なのか、

入院してよくわかりました。

もし、自宅療養になっても、同じレベルでの過ごし方をする自信はあります。

 

トイレと食事とシャワー以外は、寝たまんま。

 

 

ただ、夫にとっては妻が入院中なのと

自宅で家事も出来ず寝てるだけなのとではどちらが負担にならないのだろう。

 

突然の一人暮らし状態、マイペースに過ごしているかな。

少しは寂しいと思ってくれる時もあるのかな。

結婚以来私が全てやってきた料理や洗濯の負担が増えて、そこは面倒だろう。

ストレスで蕁麻疹が悪化しなきゃいいけど。


28週5日 切迫早産入院10日目

点滴の針が痛い。

こればかり。

 

私の血管は太くてポッコリとよく出ているので、看護師さんからは毎回

「いい血管ですね」とほめられているのだけど、持ちが悪い。

見た目ほど針が入っていかないようだと、昨夜の看護師さんからは言われた。

 

保つ人は1週間とか刺し替えなしでいけるようだが

私のそれは、翌日には痛くて、腫れて来る。

 

深夜、液漏れしているようだった上に痛みと腫れが辛くて

刺し変えてもらったらば

その血管探しと刺し込む激痛に涙がとまらなくなった。

早く点滴から解放されたい。

最中、お腹の張りもやってくる。

胎児も何事かと驚いていたかもしれない。

胎児と母親は繋がっているからね、と助産師さんの言葉が浮かぶ。

 

 

今回の夜勤看護師さん、どしんとした構え、雰囲気、スモーカー

匂いで。

なんとなく実家の母を思い出す。安心感がありました。

そういえば、母の日のこと。

両家の実家の母へのプレゼント手配はネットで。

入院中でもネットがあるから便利な時代。

 

 

どうも私はお腹が張りやすい体質らしい。

点滴するけど、完全になくなることはないしトイレに行きたくなる前は必ず張っている。

行きたくなったらすぐに行くようにね、と言われている。

 

この世にはほとんど張らずに過ごしている妊婦さんもいるんだろうな。

私は薬が入っていても、こんなに張るんだけどな。

 

とにかく、正期産まで保ってほしい。

まだお腹の中で過ごしていてください。


28週6日 切迫早産入院11日目

昨夜もうまく眠れず。

点滴のアラームが真夜中に鳴る。

 

朝イチから主治医の回診。

昨夜は何度もお腹の張りがありました、と話すと

内診してみることに。

子宮頸管30mm、子宮口も閉じている。

先週話してたとおり、問題なさそうだし、点滴の量を下げましょうと

その場でまたピピッと変更。

 

「でね、今日のこの分の点滴が終わったら、投薬に切り替えましょう」と。

点滴が外れるのがとても嬉しい。

 

 

ところが、その後病室が慌ただしく入院患者で埋まった

びっくり。

いきなり満室。

その人が増えたストレスからか、その直後のNSTの結果

入院中の中でもMAXの張りが。

凹む。どんだけ精神が弱いのか。

 

「あららら。大きく出ちゃったね」

 

「今日の入院患者さんたちは手術前提だから、術後は夜中とかもっと慌ただしくなると思うのね」

だから、もしそんなにストレスになるようなら個室に移ったらどうかな。今なら空きあるよ。

という提案がありました。

 

差額ベッド代のことを考えると、移りますとも言えず。

頑張ってみようかと思ったのですが、

せっかく見えた退院の可能性、お腹の張りも落ち着き、子宮頸管も安定。

これ以上悪くなっては胎児が出てきてしまうかもという不安が大きくなって

 

夫の昼休みに電話で相談。

結果、すぐに個室に移りました。

 

わかりやすいくらいに、移った後はお腹の張りがおさまり、

停滞していたお通じもあり。

 

その後の回診の時に

朝の話とおり、点滴が全部終わったら投薬になること決定。

それから

「mayukoさん、メンタル弱いよね〜」と、産婦人科部長にバッサリきられました。

 

主治医も

「mayukoさんが気にして眠れないといけないから、点滴の終了時間をずらそうと思うんだけど」

このままいくと、また真夜中に点滴が落ちきってしまう計算だから、

夜中に終わることを気にして眠れなくなる可能性を心配されたわけです。

実際、ここ数日うまく眠れてませんでした。

寝る前に新しい点滴薬に変えて、明日の昼までもたせましょうということになりました。

「その方がよく眠れるでしょう?」と。

 

いろいろ考えていただきありがとうございます。

精神的に弱すぎてお恥ずかしい。

 

個室自体は、とても静かでよく眠れそう。

個室代かかってしまうけど。我儘を受け入れてくれた夫にも感謝。