切迫早産で入院した時の体験
前回までの切迫早産の入院記録
この新しいサイトに、今までのブログ記事を移行・再掲作業をしている最中に色々記憶が蘇ってきました。
規則正しい生活が出来ていたこと。
前向きに考えるととても大きなメリットだったと思います。
私は元々高齢妊娠でしたので若い妊婦さんよりも色々な危険性というか、注意をして出産に挑む必要があったわけで。
普通だったら個人で気を付けなければならない生活を、病院でプロが考えてくれた食事や生活習慣、それに体調不調となればすぐに薬を処方してもらえる環境。
(もちろんその分医療費はかかりますが)
・・・なんか、これってすごいことだなと。
入院中に血液検査で鉄不足が分かった際も鉄剤や鉄分を補う食事メニューが出たり。
思い返せば私のような高齢妊婦にはベストな環境だったのか、と。
夫も「色々体調管理して出産に挑める環境でよかったじゃない」と、当時励ましてくれていました。
というわけで、入院中の妊婦さん。
苦しいことばかりではありません。
病院で体調管理をお任せして出来るだけリラックス方法を見つけて、どうか乗り切ってくださいね。
30週0日 切迫早産入院19日目
今日で30週になる私のお腹。
やっとここまできた。
昨夜は夢見がよくなくて、夜中に目覚まし、今朝も4時半起き。
とくに夜中には胎動が激しくて、なんて胎児は夜型なんだろうかと思った。
元気だと確認が出来る事の反面、激しくて子宮頸管が短くならないか心配。
お腹も大きくなるにつれて、その負担もかかりそうな気がする。
そう考えると、やっぱり入院は正しいことなんだと思う。
24時間点滴を続けている分、投薬より安心度は大きい。
ただ、やはり自宅が恋しい。
次に帰る時は、もう二人だけの生活ではない頃なんだろうかと。
6年も二人きりだったんだからもういいやんと思われるかもしれないけど
もう少しの間、自宅でゆっくり過ごす自由時間があればよかったな。
毎日、夜が明けるのが待ち遠しい。
必ず真夜中に目がさめる。そこであれこれ考えてしまう不安。
朝になると、また一日無事に乗り切って来られた、とほっとするんです。
カーテンは開けて寝ています。レースカーテンのみ。
安心してゆっくり、眠れる日が来るのはいつだろうか。
もう当分先のことになっちゃうんだろうな。
30週2日 切迫早産入院21日目
昨日の20日目の記事は腕が痛くて書けず。
入院して3週間。
ここでの生活リズムがすっかり出来上がり。
朝は5時頃:目が覚めて、トイレに行った後にボーッと白湯を飲む。
6時半頃:赤ちゃんの心音チェック。
7時45分:朝食
9時前:主治医の回診
9時半:NSTと、血圧と体温チェック
10時:おやつ
11時45分:昼食
この間 ちょっと昼寝する時も。
15時:おやつ
17時:回診
17時45分:夕食
18時半:夫が面会に来てくれる
19時半:赤ちゃんの心音チェック
21時:消灯
3食おやつ付き昼寝付き生活。
だけど、24時間点滴付き。
シャワーも気軽に浴びることも難しいし、寝たきりで身体中だるいし、
それはそれでしんどいものです。
点滴は痛いし。食事はおいしくないし。
先日の点滴を再度開始した時から「あきらめ」という言葉が浮かびます。
マイナスな言葉の響きですが、私はそういう意味ではとらえてません。
あきらめって悪いことばかりではない。
早く退院出来たらって、最初は思っていたけど
悪あがいて退院にこだわってあがくことより、
胎児の状態をきちんと万全に見てもらえて安心出来るなら
退院はあきらめる。
それは、自身では前向きと捉えているつもりなんですが。
夫は病院で言われた「3週間様子見」をしたら退院出来ると思っているようだけど
私はここにいられる35週までまるまる入院のままだと思っている。
週数が進むにつれて、お腹が大きくなるにつれて
お腹はもっと張りやすくなるというなら、そりゃ点滴はもっと外せない状況になるのでは
と、私は思うんですが。
もっと早産リスク高まるじゃないですか。
30週3日 切迫早産入院22日目
妊婦検診の日。
尿検査、血液検査。
鉄不足のため、再度鉄剤が処方されました。
貧血妊婦用の病院食でも追いつかないほどの鉄分が必要ということか。
副作用がなければいいのに。
腹部エコーで主治医がじっくり見てくれました
頭のサイズは2週分くらい大きく、体は現在の週数並み。
うちの子供は頭でっかちさんかもしれない。
心臓も4つの部屋が見えたし、臍の緒にも動脈静脈3本見えました。
羊水量も胎盤も問題ないようで、胎児自体は順調そうでほっとした。
あとは、私の頑張り次第なんだろうな、と。
主治医に言うと
「頑張ろうとか思わなくていいから。病院にまかせるつもりで、考えすぎなくていいからね」と、言われました。
そういえば、別の日にあるベテラン助産師さんに
「mayukoさんは、いつもいろんなことを考えているのね」と言われたことを思い出した。
常に、何かについて考えているらしいです。
それが「考えすぎ」なんだろうか。
自分で意識したことはなかったけれど。
一人で考えすぎて、一人で疲れている。
最近ネットのレンタルコミックを利用しています。
夫からの提案でした。
「この機会に長編コミックとか借りてどっさり読んだらどうかな。こんな時間なかなかないよ」と。
入院延期になって落ち込んでいた私への慰めだったんだろうな。
「ガラスの仮面」とか、その他を読書中です。
まだ完結してないんだ、この漫画。この先も未完のままなんじゃ。
漫画本読破は、案外よい感じ。集中するので余計な考えをせずにすむ。
・・・お尻が、切れました。
便秘も大敵。ぢ。も、痛い。本当につらい。
油断してマグミット飲まなかった日があり、まんま反映された。
部長は「軟膏たっぷり出してあげるからさ。塗りまくっていいよ」
しくしくしく。
妊娠中のトラブル続きでキツイ。